筑波山山歩き

茨城の筑波山に行って来た。言わずと知れた関東の名峰だ。ガマの油売りで有名な観光地でもある。埼玉に越して来て以来、平野の向こうに見えるシルエットが気になっていた。
この時期にしては暖かく、雨の心配もない山歩きにはちょうど良い陽気になった。筑波山は標高が870m程度と低いのだが、山は山。上がどの程度の寒さなのかわからないので、上着や手袋など防寒着も持って行った。結果、山頂でも麓と変わらず、歩いているうちに汗ばむぐらいに暖かかった。
標高が低いとはいえ、ここ数ヶ月、山はおろか坂道すらまともに登っていない脚力。今回は無理せずロープウェイで上がって筑波山の2つのピーク、女体山と男体山の間を往復して、山の雰囲気を味わうことにした。

ロープウェイつつじが丘駅から女体山へ

この一角はガマだらけ。ここの施設自体はやってなかった。

ロープウェイの山麓側の駅はつつじヶ丘だ。駅に併設してレストランやお土産屋さんがある。その前が広い駐車場になっている。筑波駅からのシャトルバスも運行されているらしく、バス停もこの駐車場横にある。
平日で紅葉にもまだ早い時期だったので、駐車場も空いていた。駐車場の脇にさっそくガマがお出迎え。この一角にこれでもかとガマがたくさん。かなりレトロな観光地といった感じだ。
ロープウェイは20分おきに出ていて最終は16時40分。そんなに遅くまでいない予定だが、これを過ぎると帰りは歩きになる。
ロープウェイに乗り込むと乗客は10数名ほど。紅葉時期の週末はかなり並ぶこともあるらしいがオフシーズンの平日は余裕だった。

きれいな大型ロープウェイ。乗務員さんの説明を聞きながら上まで上がる。
一気に山頂近くまで上がる。右のピークが女体山山頂。
ロープウェイの駅から急坂を少し上がると女体山山頂の岩場に出る。この上からの景色が良かったのだが。

ロープウェイの山頂側は女体山駅だ。駅からの眺めもすでに素晴らしい。この日は暖かさもあり遠くは霞んでいたが、それでも周りの街や田畑がきれいに見えた。遠くには霞ヶ浦がやや霞んで見えていた。
女体山からの眺めは最高なのだが、人が映り込んだ写真しか撮っていなかった。ブログに載せる写真を押さえておく癖をつけていきたい。

女体山から御幸ヶ原・男体山方面へ

岩がゴロゴロとした道を進んでいく

女体山から男体山方面へ向かう。
筑波山の登山道は岩がゴロゴロした道が続く。年配の方も多く歩いてたけど場所によっては結構大変だ。それでもみんな頑張って歩いていた。
途中、ガマの岩、せきれい茶屋などがある。
ガマの岩は、岩がガマの口の形になってる。少し開いた口のところに石を投げ入れられれば金運に恵まれるとか。2度ほどチャレンジしたが、ここでの金運は断念した。

標識もあり、人もたくさん歩いてるので迷う心配はない
ガマの岩。右上に口を開いてるように見えなくもない

御幸ヶ原

しばらく歩くと男体山の手前で開けた御幸ヶ原に出る。ここはケーブルカーの駅があるところで、レストランや売店もあり人も多いところ。ここで一休みして正面の男体山に登る。
広場の横に紫峰杉なる看板があったので見に行ってみた。数分歩くと巨大な杉の木が立っていた。

前に見える男体山。低いけど山頂まで意外と急登
御幸ヶ原の横から入っていく
樹齢はわからないが歴史を見守ってきた重みを感じる

男体山へ

岩場をよじ登るように上がっていく

御幸ヶ原から男体山までの登っていく。相変わらず岩がゴロゴロして所々よじ登るような感じ。距離も高さもそんなにないのだが、山登り慣れしてない身体に応える。

男体山からの景色
雲の隙間から光が漏れて神々しい

男体山側からの景色も素晴らしい。空気が澄んでいれば富士山まで見えるそうだが、この日は雲も多めで遠くは霞んで見えない。いつか遠くまで見えるときに来てみたいと思う。雲の隙間から陽の光が差し込み麓の田畑を照らしていて神々しい。平地に立つ山の上はもっと風が強いのかと思っていたが、ほとんど無風でゆっくり景気を見ていられた。

男体山から女体山駅へ

男体山から御幸ヶ原に戻りコーヒーで一休み。その後は来た道を女体山方面に戻ってロープウェイで降りて来た。
初めての筑波山歩きはとても気持ちよかった。久しぶりの山歩きにはちょうど良かった。次回はケーブルカーで上がるか、登りだけでも歩いて登ろうかと思う(普通に往復歩け)

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